After Effectsで数字のカウントアップをする方法をお探しですね。
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After Effectsで数字がカウントアップするアニメーションを作ろう
売上金額や登録者数、達成率、再生回数などの数字を見せるとき、0から目標の数値までだんだん増えていく「カウントアップ」のアニメーションを使うと、グッと印象に残りやすくなります。
手作業で数字を1つずつ変えていく方法もありますが、修正が大変だし、ミスも起きやすいんですよね。
この記事では、After Effectsの「スライダー制御」とエクスプレッションを使って、初心者でも管理しやすいカウントアップアニメーションの作り方を紹介します。
1. スライダー制御を使ったカウントアップって何?
After Effectsで数字をカウントアップさせるなら、「スライダー制御」を使う方法がおすすめです。
スライダー制御というのは、レイヤーに追加できるエフェクトの一つで、数値をスライダーで簡単に管理できる便利な機能です。
この数値をテキストレイヤーの表示と連動させると、スライダーの値が変わると画面上の数字も自動で変わる仕組みができあがります。
普通にテキストレイヤーに「1000」と入力すると、それはただの文字として扱われます。
だから、0から1000まで増える動きを作ろうとすると、細かくキーフレームを打って数字を書き換えていく必要があります。
でも、スライダー制御を使えば、アニメーションさせるのはスライダーの値だけでOK。
テキスト側は「スライダーの数値を表示してね」という指示をエクスプレッションで出すだけなので、後から数値や速度を変更するのもラクラクです。
この方法は、売上実績、フォロワー数、満足度、パーセンテージ、ランキング動画など、数字を目立たせたい場面で幅広く使えます。
テンプレートにもしやすいので、同じデザインで数字だけ差し替える案件にもぴったり。
After Effectsのエクスプレッションに慣れていなくても大丈夫。
使うコードは短いし、基本の流れさえ分かれば応用もできますよ。
2. テキストレイヤーにスライダー制御を追加してみよう
まず、コンポジション内に数字を表示するためのテキストレイヤーを作ります。
ツールバーの文字ツールを選んで、画面上をクリックして好きな数字を入力してください。
最初は「0」とか「100」とか、仮の数字で構いません。
フォントやサイズ、色、位置は後から調整できますが、完成イメージに近い状態にしておくとアニメーションの確認がしやすくなります。
次に、作ったテキストレイヤーを選択した状態で、上のメニューから「エフェクト」→「エクスプレッション制御」→「スライダー制御」を選びます。
すると、エフェクトコントロールパネルに「スライダー制御」が追加されます。
このスライダーの値を変えると、内部的には数値が変わっているんですが、まだテキストには反映されません。
ここからが本番です。
タイムラインでテキストレイヤーを展開して、「テキスト」→「ソーステキスト」を表示させます。
WindowsならAltキー、MacならOptionキーを押しながら、ソーステキストの横にあるストップウォッチをクリックしてください。
エクスプレッションの入力欄が出てきたら、スライダー制御の値を参照する式を入力します。
手入力でもできますが、初心者の方にはピックウィップ(渦巻きマーク)を使ってスライダーにドラッグする方法がおすすめ。
環境に合った参照式が自動で入るので安心です。
基本的な式はこんな感じです。
“`jsx
Math.round(effect(“スライダー制御”)(“スライダー”))
“`
この式は、スライダー制御の値を取得して、`Math.round()`で小数点以下を四捨五入して整数で表示しています。
スライダーはキーフレーム間を補間するので、途中で小数が出てくることがあるんです。
たとえば0から100まで動かす途中で「34.682」みたいな値になっちゃうことがあるので、整数として見せたい場合は丸め処理を入れるのが基本です。
もしエラーが出たら、エフェクト名やプロパティ名が環境によって違っている可能性があるので、ピックウィップで参照し直してみてください。
3. キーフレームで0から目標の数値までカウントアップさせよう
テキストとスライダーが連動できたら、次はスライダー制御にキーフレームを打って、カウントアップの動きを作っていきます。
タイムラインの開始位置にインジケーター(再生ヘッド)を移動して、スライダーの値を「0」に設定してストップウォッチをクリックします。
これで開始時点の数値が記録されました。
次に、たとえば2秒後にインジケーターを移動して、スライダーの値を「1000」など目標の数値に変更します。
これだけで、0から1000まで数字がどんどん増えていくアニメーションの完成です!
カウントアップの速度は、2つのキーフレームの距離で決まります。
開始と終了のキーフレームの間隔を短くすると素早く増えて、長くするとゆっくり増えます。
企業紹介動画や実績紹介では、数字をしっかり読ませたい場面が多いので、あまり速くしすぎない方がいいですね。
特に桁数が多い数字は変化が激しく見えるので、2〜3秒くらいかけると見やすくなります。
もっと自然な動きにしたいなら、キーフレームを選択してF9キーを押して、イージーイーズを適用してみてください。
イージーイーズを使うと、開始直後と終了直前の動きがなめらかになって、機械的な一定速度よりも見やすい印象になります。
さらにグラフエディターで速度カーブを調整すれば、最初はゆっくり、途中で一気に増えて、最後にピタッと止まるような演出もできます。
数値の信頼感を重視するなら控えめな加速にして、勢いや達成感を出したいなら終盤で少し余韻を持たせると効果的です。
複数の数字を同じ画面に並べる場合は、レイヤーごとにスライダー制御を追加して管理する方法が分かりやすいです。
たとえば「売上」「導入社数」「満足度」などを別々に表示する場合、それぞれのテキストレイヤーにスライダーを持たせておくと、後から個別に数値やタイミングを変更できます。
慣れてきたら、ヌルレイヤーに複数のスライダーをまとめて配置して、各テキストから参照する方法も便利です。
テンプレートとして使い回すなら、どのスライダーがどの数字に対応しているか分かるように、エフェクト名を「売上」「人数」「達成率」などに変更しておくと管理しやすくなりますよ。
4. カンマ・小数点・単位を付けて読みやすくしよう
カウントアップの基本ができたら、次に大事なのが数字の見せ方です。
たとえば「1000000」と表示されるより、「1,000,000」とカンマ区切りにした方が、パッと見て桁数が分かりやすいですよね。
また、割合なら「85%」、金額なら「¥1,000,000」、人数なら「1,000人」のように、単位を付けることで情報の意味がはっきりします。
カウントアップは動きだけじゃなく、読みやすさまで整えてはじめて実用的な表現になるんです。
カンマ区切りを入れる
カンマ区切りを加えたい場合は、取得した数値を文字列に変換して、正規表現で3桁ごとにカンマを入れます。
正規表現って聞くと難しそうですが、カンマ区切りでは定番の形をそのまま使えば大丈夫です。
“`jsx
num = Math.round(effect(“スライダー制御”)(“スライダー”));
num.toString().replace(/\B(?=(\d{3})+(?!\d))/g, “,”)
“`
単位を付ける
単位を付ける場合は、文字列を足し合わせます。
たとえば人数なら、最後に「人」を加えるだけ。
金額なら先頭に「¥」、パーセントなら末尾に「%」を付けます。
単位まで含めてエクスプレッションで管理しておくと、テキストを直接編集する必要がなくなって、数値の差し替え時にもミスが減ります。
“`jsx
num = Math.round(effect(“スライダー制御”)(“スライダー”));
num.toString().replace(/\B(?=(\d{3})+(?!\d))/g, “,”) + “人”
“`
小数点を表示する
小数点を表示したい場合は、`toFixed()`を使います。
たとえば「99.5%」のように小数第1位まで表示したいなら、`toFixed(1)`を指定します。
ただし、スライダーの値をそのまま小数で表示すると、細かく変化しすぎて読みにくくなることがあります。
達成率やレビュー評価のように小数が意味を持つ場合は有効ですが、人数や金額のように整数で十分な情報なら、`Math.round()`で整数にした方が自然です。
“`jsx
num = effect(“スライダー制御”)(“スライダー”);
num.toFixed(1) + “%”
“`
デザインのバランスも確認しよう
仕上げでは、数字の動きとデザインのバランスも確認しましょう。
桁数が増えるとテキストの横幅が変わって、中央揃えや右揃えがずれて見えることがあります。
数字を中央に置きたいなら段落設定を中央揃えに、表のように見せたいなら右揃えにすると安定します。
また、数字が急に増えると視線が追いにくくなるので、背景とのコントラスト、フォントの太さ、単位のサイズ差も調整すると完成度が上がります。
カウントアップは短い演出ですが、見やすさと意味の伝わりやすさを意識することで、動画全体の説得力を高められます。
まとめ
After Effectsのスライダー制御を使ったカウントアップは、仕組みさえ理解すればすごく応用が効く表現です。
テキストレイヤーにスライダー制御を追加して、ソーステキストと連動させて、スライダーにキーフレームを打つだけで基本の動きは作れます。
さらに、カンマ区切り、単位、小数点、イージーイーズを組み合わせることで、実務でも使いやすい数字アニメーションに仕上がります。
まずはシンプルに0から目標数値まで動かしてみて、慣れてきたらデザインや速度調整を加えて、自分の動画に合った見せ方へ発展させてみてください。
きっと印象に残る動画が作れるはずです!
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